高井家の庭では今、カタクリとショウジョウバカマが満開。お座敷のすぐ目の前で、薄紫の花弁をうつむき加減に開いて風に揺られています。毎年、暖かさにつられて開花した後、時ならぬみぞれや春の雪に見舞われて凍ってしまうのですが、今回はどうやら大丈夫そう。この花が咲くと、いよいよお祭りシーズンですが、今年はコロナの影響で町は静かです。本当の春が待ち遠しいですね。
春ですね。いろいろな行事。嬉しい報告。みんなと会いたいですね!美味しいものを食べながら、少しずつ前に進みましょう。高井家特製「季節の懐石弁当」好評受付中です。テイクアウトでも、お座敷でも、ご家族と、お友達と、仲間たちとご一緒にいかがですか?光弁当3,000円。花弁当2,000円。お子様用福弁当は1,200円。(テイクアウトは税8%・お座敷では10%となります)無農薬日光産コシヒカリ「滋養米」を使用。仕込みの都合で、前日までのお申込みですので、宜しくお願いします。
栃木県のコロナ感染防止特別警戒のための営業時間短縮も今日で終わりとなりました。店内のあちこちに新旧のお雛様を飾って、春を待ちきれない気分です。これは、昭和3年築の2階広間の床の間の違い棚に収まるお内裏様とお雛様。厳しい冬を乗り越えて、一年ぶりの明るい陽射しの季節にご対面。何世代にもわたる愛と平和の祈りを感じます。
外務省発行の海外向け広報誌「にぽにか」に高井家のゆば料理が掲載されました。https://web-japan.org/niponica/index_ja.html今回、「にぽにか」では『日本の心を結ぶ』というタイトルの特集で、伝統工芸や日本各地を紹介しています。日光を「人と歴史と自然が一つにむすばれたまち」として取り上げています。2013年(平成25年)に、「日本人の伝統的食文化」として「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。昔から、日本人の生活に根付いた四季の食を大切にする心の絆。おめでたい時も、懐かしい時も、大事にしたい思い出も、季節の喜びと共に味わいたいものですね!